第61回デイリー杯クイーンカップ(GIII) 2026《デブ猫競馬》


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分析概要

本レースの攻略における最重要テーマは、「1コーナー通過順位が前半分(8番手以内)であること」です。東京芝1600mは直線の瞬発力勝負と思われがちですが、多頭数のマイル戦において後方からの追い込みは、距離ロスや展開の不利を受けるリスクが跳ね上がります。特に今回は、馬場状態が「Dコース使用による内枠・先行有利」を示唆しており、「最初の3ハロンで無理なく好位を取れる基礎スピード」「直線で34秒台前半を持続する心肺機能」の2点が勝敗を分けます。単純な末脚の切れ味よりも、好位から押し切れる「完成度の高い先行力」を持つ馬を中心に構成します。

【展開予想】

馬場状態は「稍内有利・前有利」のDコース。加えて開催が進んでいるものの、天候に恵まれクッション値も標準以上で推移しており、スピードが削がれにくい状態です。この環境下において、騎手心理(情報6)が展開を決定づけます。

まず、最内枠の#1 ドリームコア(ルメール騎手)は、「最短距離を通ることに迷いがない」心理状態にあり、スタート直後から無理せず好位のイン(3~5番手)を確保しに行きます。その外から#3 マルガ(武豊騎手)も、血統的な背景と丁寧なエスコートでこれに追随。さらに外の#6 ニシノサリーナ(池添謙一騎手)#8 ラヴノーといった、新馬・未勝利戦で「1コーナー1~2番手」を経験している馬たちが、馬群の前半分を形成します。

注目すべきは1番人気想定の#9 ギャラボーグ(川田将雅騎手)の動きです。前走の阪神JFでは後方待機となりましたが、今回は「最強の馬を操る責任感」を持ち、内有利の馬場で差し損ねるリスクを避けるため、ある程度位置を取りに行くと推測されます。しかし、外枠の先行勢も多いため、1コーナーまでにポジション争いは激化し、ペースは「緩みのないミドルペース」となるでしょう。

結果として、1コーナー通過時に「後方半分(9番手以下)」に置かれる馬は、縦長の隊列の後ろから、前の止まらない馬場を追いかける苦しい展開を強いられます。したがって、「内枠~中枠で、無理なく8番手以内を確保できる馬」が、最後の直線で余力を残し、上位を独占する公算が高いです。

【有利な脚質】

先行/差し(好位)

「1コーナー8番手以内」という鉄則に加え、Dコースによる内ラチ沿いの保護が効いているため、外を回す「純粋な追い込み」は物理的に不利です。4コーナーを5番手以内で回り、直線で早めに抜け出せる先行力、あるいは直後の好位から内を突ける器用な差し脚が必須となります。

【展開予想を軸に能力評価】

※期待値オッズは、展開と能力から算出される適正オッズです。実オッズがこれを上回れば「買い」と判断します。

評価 得点 馬番 馬名 理由(期待値オッズ含む)
S 93 1 ドリームコア 最内枠とルメール騎手の組み合わせは、今回の「最短距離・前半分」というテーマに合致する最適解です。前走・新馬戦ともに安定した先行力を示しており、馬群に包まれるリスクも名手の手綱捌きで回避可能。盤石の軸馬です。
【期待値オッズ:2.5倍】
A 96 9 ギャラボーグ 能力値はメンバー中随一(S評価相当)ですが、前走の後方待機策が懸念点。しかし、川田騎手の「勝ちにこだわる心理」と馬の絶対能力を加味すれば、強引にでも好位につけるか、あるいは別次元の末脚でねじ伏せる可能性があります。
【期待値オッズ:2.8倍】
A 86 3 マルガ 2走前アルテミスSでの「1-1」通過の逃げ粘りは、今回の先行有利な馬場で大きな武器となります。武豊騎手のペース配分により、絶好の経済コースを走行できる強みがあります。
【期待値オッズ:7.0倍】
B 88 6 ニシノサリーナ 新馬戦で見せた逃げ切り勝ちは鮮やかでした。池添騎手の強気な騎乗でハナ、あるいは番手を主張できれば、今の東京コースなら止まらない可能性があります。展開の利を最大に受ける1頭です。
【期待値オッズ:12.0倍】
B 90 4 モートンアイランド 能力値は高いですが、少し間隔が空いた点と、位置取りが中団になりがちな点でA評価には至らず。しかし、キング騎手の剛腕と馬のポテンシャルで、好位集団に食らいつけば圏内です。
【期待値オッズ:9.5倍】
B 84 14 モルニケ 前走フェアリーSでは中団から差のない競馬。安定感があり、田辺騎手の熟練の手綱捌きで、混戦の中からしぶとく伸びてくるでしょう。特注候補。
【期待値オッズ:15.0倍】
C 84 15 マスターソアラ 素質は高い(A評価相当)ものの、新馬戦の「9-9」という通過順位と、今回の大外枠が「1コーナー8番手以内」の制約に抵触する恐れがあります。距離ロスを被る可能性が高く、評価を下げざるを得ません。
【期待値オッズ:11.0倍】
C 85 2 ジッピーチューン 前走勝利の勢いはありますが、北村騎手への乗り替わりと内枠で包まれるリスクを考慮。上位勢とは決め手でやや劣る印象です。
【期待値オッズ:28.0倍】
C 95 10 ミツカネベネラ 能力値は高いですが、近走の通過順位が中団以降になりがち。津村騎手の手腕に期待ですが、展開待ちの側面が強いです。
【期待値オッズ:30.0倍】
D 81 5 ヒズマスターピース 逃げ・先行の実績はありますが、前走G1での大敗と、今回のメンバーレベル上昇で、前残りを狙うには少し荷が重いと判断します。
【期待値オッズ:40.0倍】
D 82 13 ゴバド 上昇度は認めますが、今回は相手関係が一気に強化。時計面での裏付けが乏しく、ここでは静観が妥当です。
【期待値オッズ:45.0倍】
D 88 16 タイムレスキス 大外枠からの先行はスタミナロスが大きく、最後の直線で粘り切るのは困難と予想されます。
【期待値オッズ:50.0倍】
E 83 8 ラヴノー 先行力はありますが、重賞級のペースで粘れるだけのスタミナ証明がまだありません。
【期待値オッズ:100.0倍】
E 75 11 レディーゴール 近走の成績、特にG1での着順から、ここでは能力的に厳しい戦いになるでしょう。
【期待値オッズ:120.0倍】
E 58 12 ザバルガド 長期休養明けでの重賞挑戦は条件として厳しすぎます。
【期待値オッズ:150.0倍】
E 60 7 フェーダーローター 現状の成績と能力値では、このメンバーに入ると苦戦必至です。
【期待値オッズ:180.0倍】

【消し要素の多い馬】

馬番 馬名 理由
12 ザバルガド 16週の間隔が空いており、いきなりの重賞ペースへの対応に疑問。
7 フェーダーローター 能力値がメンバー中で最も低く、推せる材料が見当たりません。
11 レディーゴール テンのスピード不足(先行力23.4)で、後方ままになる可能性が大。
16 タイムレスキス 中2週の強行軍に加え、大外枠で脚を使わされる展開が濃厚。
5 ヒズマスターピース 逃げないと持ち味が生きないタイプだが、同型が多くペースに巻き込まれる懸念。

【不安要素の少ない馬】

馬番 馬名 理由
1 ドリームコア 最内枠、ルメール騎手、コース適性、先行力と死角が見当たらない。
9 ギャラボーグ 絶対能力値が頭一つ抜けており、多少の展開不利なら跳ね返す力がある。
3 マルガ 内枠からスムーズに先行できる脚質と、鞍上の経験値が安定感をもたらす。
4 モートンアイランド 底を見せていない魅力と、自在性のある脚質で展開に左右されにくい。
14 モルニケ 使い詰めでも調子落ちがなく、常に相手なりに走れる堅実性がある。

【期待値が高い馬】

馬番 馬名 理由
1 ドリームコア 実力S評価に対し、オッズ3.8倍(実オッズ)は美味しすぎる水準。
3 マルガ 8.8倍というオッズは、この馬の好位立ち回り能力に対して過小評価。
6 ニシノサリーナ 逃げ粘りが見込める展開で14.8倍は、妙味十分の穴候補。
4 モートンアイランド 素質馬が8.3倍で買えるなら、リスクに対するリターンは大きい。
14 モルニケ 重賞実績がありながら11.7倍と人気を落としており、紐荒れ候補として最適。

【本命・対抗・特注・推奨】

馬番 馬名 選定理由
本命 1 ドリームコア 「1コーナーで前半分」という絶対条件を、最内枠から最も容易にクリアできる存在。ルメール騎手のコース取りに迷いがなく、能力・枠順・騎手の全てが勝利の方程式に合致しています。軸として不動の信頼をおきます。
対抗 9 ギャラボーグ 能力値はNo.1。本来なら本命級ですが、先行争いが激化した場合の位置取りリスクを考慮し対抗としました。しかし、川田騎手の勝負根性が加われば、あっさり突き抜けるシーンも十分に想定されます。
特注 6 ニシノサリーナ オッズ14.8倍(4番人気以下)の妙味と、新馬戦で見せたテンの速さを評価。今回の「前有利」の展開に最も恩恵を受ける可能性が高く、人気馬が牽制し合う中で、そのまま粘り込むシーンを想定します。
推奨1 3 マルガ 内枠の利を活かした先行策が取れる強み。武豊騎手のエスコートにより、距離ロスなく直線を迎えられる点は、このレースにおいて大きなアドバンテージです。
推奨2 4 モートンアイランド 中団からでも長く良い脚を使えるタイプ。先行勢が競り合った場合、その直後から漁夫の利を得る形で上位に食い込む能力を秘めています。

【推奨買い目】

※期待値と回収率を重視した構成です。